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「Midworksって実際どうなの?」
「保障制度があるらしいけど、条件が厳しいんじゃないの?」
「調べると”やめとけ”って出てくるけど大丈夫?」
フリーランスエージェントの中でもMidworksは「正社員並みの保障」を打ち出していて、独立したての人ほど気になる存在だと思います。
私はコーダー・Web制作を本業とするフリーランスとして、Midworksを含む7社のエージェントに登録し、実際に面談を受けてきました。この記事では、公式サイトに書いてあることではなく、登録して分かったことを正直に書きます。
先に立場を明確にしておくと、私は現在Midworksをメインでは使っていません。登録は残していますが、継続利用しているのは別のサービスです。その理由も含めて書くので、判断材料にしてください。
結論:独立1年目で「収入が途切れる不安」が最大の悩みなら、登録する価値がある
Midworksの価値は、案件数でも単価の高さでもありません。「案件が切れた期間も報酬が保障される」という一点に尽きます。
逆に言えば、すでに継続案件があって収入が安定している人にとっては、この制度の魅力は薄くなります。私がメイン利用に至らなかったのも、まさにそこが理由です。
ただし、独立直後で「来月の収入が読めない」状態なら、話はまったく変わります。あの時期の不安は、単価が数万円上がることより重いからです。
Midworksの基本情報【2026年8月時点】
| 公開案件数 | 25,000件以上 |
|---|---|
| 対応エリア | 全国 |
| 週3〜4日案件 | あり(公式FAQで明記) |
| 報酬保障 | あり(審査など一定条件あり) |
| 福利厚生 | 交通費・書籍・勉強会費用の支給、経理支援クラウドの利用料負担、スポーツクラブ、育児介護支援など |
| マージン率 | 公式非公開 |
| 平均単価 | 公式非公開(個別案件では月60万〜200万円程度の掲載あり) |
※ 公式サイトの記載にもとづきます。数値は変動するため最新は公式でご確認ください。
実際に登録して面談を受けた話
ここからが本題です。
面談で聞かれたのは、拍子抜けするほど普通のことだった
「技術面接みたいなことをされるのでは」と身構えていましたが、実際に聞かれたのは次の3つが中心でした。
- これまでの経歴(どんな案件を、どのくらいの期間やってきたか)
- 得意な領域・使える技術
- 週に何日稼働できるか
コードを書かされることも、その場でテストを受けることもありません。スキルを試される場ではなく、条件をすり合わせる場だと思ってもらって大丈夫です。
むしろ大事なのは3つ目の「週何日か」でした。ここが曖昧だと提案が的外れになります。私は逆に、ここを最初にはっきり伝えたことで話が早く進みました。
提示された単価は50万円台だった
私の場合、提示されたのは月額50万円台のレンジでした。
これを高いと見るか低いと見るかは、経験年数と対応範囲によります。ただ、複数社で同時期に話を聞いた結果、この水準は相場から外れてはいませんでした。極端に買い叩かれることも、逆に非現実的な高単価を吹き込まれることもなかった、という意味では誠実だったと思います。
ここは強調しておきたいのですが、提示額が適正かどうかは、1社だけ見ても絶対に分かりません。私が「50万円台は妥当だ」と判断できたのは、他社の提示と並べたからです。
断られたことは一度もない
「登録しても案件を紹介してもらえないのでは」と不安になる人は多いと思います。
私はMidworksを含め、登録した7社すべてで門前払いされた経験はありません。実務経験がある程度あれば、登録段階で弾かれることは基本的にないと考えていいです。
逆に言えば、実務経験がほぼゼロの状態だと紹介が出てこない可能性はあります。その段階の人は1年目の案件獲得法を先に読んでください。
正直に書くと、私はメイン利用に至りませんでした
ここが一番大事な部分かもしれません。
私がMidworksをメインにしなかった理由は、Midworksが悪かったからではありません。私がすでに継続案件を持っていて、「収入が途切れる不安」を抱えていなかったからです。
Midworksの最大の武器は保障制度です。その武器が刺さらない状態の人間にとっては、他社と比べて決定的な差にならなかった、というだけの話です。
登録自体は今も残しています。状況が変われば使う可能性があるからです。
面談前に用意しておくと、話が早く進むもの
面談は技術テストではないと書きましたが、準備しているかどうかで提示単価が変わるのは事実です。私が複数社を回って実感したことを書いておきます。
スキルシート(職務経歴書)は必ず先に作る
担当者はスキルシートを見て提案先を決めます。口頭で説明するより、紙で残っているほうが社内で回してもらいやすいです。
コーダーの場合、書くべきは以下です。
- 対応できる範囲(HTML/CSS/JavaScript/WordPress/デザイン等)
- 担当した案件の規模感(ページ数、期間、チーム人数)
- 使ったツール(Figma、Git、タスク管理ツール等)
- 上流工程の経験(要件定義や設計に関わったか)
特に「どこまで自分で判断して進められるか」が伝わると単価が変わります。指示待ちで実装するだけの人と、仕様の穴に気づいて確認できる人では、現場での価値がまったく違うからです。
ポートフォリオはURLで渡せる状態にしておく
制作実績は口頭説明より現物です。守秘義務で見せられない案件が多い場合でも、自作サイトを1つ用意しておくだけで説得力が変わります。作り方はポートフォリオの作り方と見せ方にまとめています。
「週何日」「出社は月何回まで」を数字で決めておく
これが曖昧だと、提案がぶれます。私は面談の最初にここを伝えたことで、的外れな案件を紹介される時間を丸ごと省けました。
「なるべくリモートで」ではなく「出社は月2回まで」のように、数字で言うのがコツです。
希望単価は自分から先に言わない
これは複数社を回って学んだことです。こちらが先に「50万円くらいで」と言うと、その額が上限になります。まず相手に「私のスキルだといくらのレンジですか」と聞くほうが、結果的に高く出ます。
Midworksのメリット4つ
1. 案件が切れても報酬が保障される
他社にはほとんどない、Midworks最大の特徴です。フリーランスで一番怖いのはスキル不足ではなく案件の空白期間なので、ここに備えがあるのは精神的にかなり違います。
ただし公式に「審査に通過するなど一定の条件を満たす必要がある」と明記されています。誰でも無条件で保障される制度ではないので、条件は面談時に必ず確認してください。
2. 会社員に近い福利厚生が使える
交通費や書籍・勉強会費用の支給、経理支援クラウドの利用料負担、スポーツクラブや育児介護のサービス。独立して真っ先に失うのがこの部分なので、会社員から移行したばかりの人には効きます。
特に経理支援クラウドの負担は地味に助かります。確定申告の準備が楽になるからです。
3. 週3〜4日の常駐も選べる
公式FAQで明確に「可能」と回答されています。週5フルコミットが前提のエージェントも多い中で、これは選択肢として大きいです。
週3勤務という働き方の実態はフリーランスのリアルな1日のスケジュールにまとめています。
4. 全国対応で、案件数も十分ある
公開案件25,000件以上、対応エリアは全国。首都圏以外に住んでいる人でも選択肢が持てます。
Midworksのデメリット・注意点3つ
1. マージン率が非公開
Midworksはマージン率を公開していません。これはMidworksに限った話ではなく業界の多くがそうなのですが、手取りを重視するなら気になる点ではあります。
手数料を明示している会社を求めるなら、PE-BANKが10〜15%と公開しています。ここは比較しておく価値があります。
2. 保障制度に条件がある
前述のとおり、審査など一定の条件が必要です。「Midworksなら絶対に収入が途切れない」と思い込んで登録すると、期待とズレます。公式もその点は明記しているので、面談で具体的な条件を聞いてください。
3. コーダー専業だと案件の層が薄くなる
これはMidworksの問題というより、エージェント全般に言えることです。
掲載単価の高い案件は、サーバーサイドやインフラを含む開発案件が中心です。HTML/CSSのみを扱う案件は、数も単価も限られます。Web制作寄りの案件を探すなら、クラウドワークステックのようにデザイン・ディレクション案件も扱うサービスを併用したほうが選択肢が広がります。
「Midworks やめとけ」と言われる理由は何か
検索すると「やめとけ」というキーワードが出てきます。実際に登録した立場から、その理由を整理しておきます。
期待値が高すぎるまま登録している
「保障がある=絶対安心」と受け取ってしまうと、条件付きだと分かった時点で裏切られた気持ちになります。これはサービスの問題ではなく、事前確認の問題です。
週5常駐が前提の案件も多い
週3〜4日も可能ではありますが、案件の母数としては週5が中心です。フルリモート・週2希望で登録すると「思ったより紹介が来ない」となりがちです。
1社だけで判断している
これが一番多い気がします。比較対象がないまま提示単価を見て「安い」と感じているケースです。私自身、複数社を並べて初めて自分の提示額が妥当だと判断できました。
Midworksが向いている人・向いていない人
向いている人
- 会社員から独立したばかりで、収入が途切れるのが怖い人
- 福利厚生がなくなることに不安がある人
- 週3〜4日の常駐も選択肢に入れたい人
- 確定申告や経理の手間を減らしたい人
向いていない人
- すでに継続案件があり、収入が安定している人(=当時の私)
- 完全在宅・週2稼働だけで探したい人
- 手数料の内訳まで納得したうえで契約したい人
自分がフリーランス向きかどうか迷っている段階なら、コーダーに向いている人・向いていない人の特徴も参考にしてください。
他社と比べてどうなのか
| サービス | 強み | こんな人に |
|---|---|---|
| Midworks | 報酬保障・福利厚生 | 独立直後で不安が大きい人 |
| PE-BANK | マージン率10〜15%を開示 | 手取りを納得して働きたい人 |
| クラウドワークステック | リモート比率の高さ | 在宅中心で働きたい人 |
| ココナラテック | 支払いサイトを選べる | 入金までが不安な人 |
9社すべての比較はフリーランスコーダーにおすすめのエージェント9選にまとめています。
Midworks経由で単価を上げる3つの方法
1. 契約更新の1か月前に相談する
単価が上がりやすいのは更新直前です。稼働実績があり、現場も引き継ぎコストを避けたい時期だからです。更新後や参画直後に言っても動きません。
2. 対応範囲を1つ広げる
HTML/CSSだけだと単価は頭打ちになります。JavaScript、WordPress構築、あるいはデザインのいずれかを足すだけで提案される案件の層が変わります。何を足すべきかは需要の高いスキルを参考にしてください。
3. 他社の提示額を知っておく
交渉材料としてではなく、自分の判断基準として持っておくという意味です。今の単価が適正か分からないまま働き続けるのが、いちばん損をします。
私自身、コーダーとして年収が低かった時期があります。そこから抜け出せたきっかけは技術力ではなく、外の数字を知ったことでした。その話はコーダーは年収が低い?年収を上げた方法に書いています。
エージェント経由で働くとはどういうことか
登録前に、仕組みだけ理解しておいてください。ここを分かっていないと「思っていたのと違う」が起きます。
あなたとクライアントの間に会社が入る
クライアントが支払う金額から手数料が引かれ、残りがあなたの報酬になります。この差額がエージェントの取り分です。
手数料が引かれること自体は悪いことではありません。営業・契約交渉・請求・トラブル対応をすべて代行してもらう対価だからです。自分で営業する時間をコードを書く時間に回せると考えれば、十分に合理的です。
商流が深いほど手取りは減る
間に入る会社が1社なのか3社なのかで、同じ業務でも手取りは変わります。面談で「この案件は何次請けですか」と聞いておくと判断材料になります。
直営業と比べると、単価は下がるが安定する
直接受注のほうが単価は高くなります。ただし営業・見積・請求・回収まで全部自分です。どちらが良いかは段階によります。比較はエージェントと直営業どちらが稼げるかにまとめています。
登録から参画までの流れ
- 無料登録(5分程度)
- 面談(経歴・得意分野・週何日稼働できるかを確認)
- 案件紹介(数日〜1週間程度)
- クライアント面談
- 契約・参画
詳しい流れはエージェント登録から案件紹介までの流れで解説しています。
よくある質問
Q. 面談で技術テストはありますか?
私が受けた際はありませんでした。聞かれたのは経歴・得意分野・稼働可能日数です。コードを書かされることはありませんでした。
Q. 実務経験がないと登録できませんか?
登録自体は可能ですが、実務経験がほぼない状態だと紹介案件が出てこない可能性があります。目安として1年以上の実務経験があると話が進みやすいです。
Q. 他のエージェントと併用してもいいですか?
問題ありません。私も7社に登録しています。ただし同じ案件に複数経由で応募するのはNGなので、紹介された案件名は自分で管理してください。
Q. 保障制度は誰でも使えますか?
いいえ。公式に「審査に通過するなど一定の条件を満たす必要がある」と明記されています。条件は面談時に確認してください。
Q. 単価はいくらくらい提示されますか?
私の場合は月50万円台でした。ただし経験年数・対応範囲・稼働日数で大きく変わります。複数社で聞いて比較するのが唯一の判断方法です。
まとめ|「保障」に価値を感じるかどうかで決まる
- 面談は技術テストではなく、経歴・得意分野・稼働日数のすり合わせ
- 提示された単価は月50万円台。相場から外れてはいなかった
- 最大の武器は報酬保障。ただし条件付き
- すでに収入が安定している人には、決定打になりにくい
私がメイン利用に至らなかったのは、当時の私に保障が必要なかったからです。逆に「来月の収入が読めない」状態の人にとっては、これ以上ない安心材料になります。
登録も相談も無料です。まずは自分の市場価値を数字で聞いてみるところから始めてください。それが分かるだけで、次に何をすべきかが見えてきます。
独立の全体像はフリーランスになるための7ステップにまとめています。

