※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。
フリーランスエージェントを比べていると、必ず引っかかるのが「手数料はいくら引かれているのか」という点です。ほとんどの会社は公開していません。
その中でPE-BANKは、マージン率を10〜15%と公式に明示しています。私はコーダー・Web制作を本業とするフリーランスとして7社のエージェントに登録し、実際に面談を受けてきました。PE-BANKもその1社です。
先に立場を明確にしておきます。私は現在PE-BANKをメインでは使っていません。登録は残していますが、継続的に付き合っているのは別の3社です。それでもこの会社を紹介するのは、手数料の透明性という一点で明確に他社と違うからです。その理由も含めて正直に書きます。
結論:手取りを自分で計算したい人に向いている
PE-BANKが刺さるのは、次のような人です。
- 手数料がいくら引かれているか納得したうえで働きたい
- 地方在住で、対面でも相談できる会社がいい
- 短期で乗り換えず、長く同じエージェントと付き合いたい
逆に、単発の案件だけを探している人や、とにかく案件数の多さを見たい人には向きません。
PE-BANKの基本情報【2026年8月時点】
公式サイトで確認できる情報だけを載せます。確認できないものは「公式非公開」と書きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| マージン率 | 10〜15%(公開) |
| 公開案件数 | 公式非公開 |
| 拠点 | 全国13都市 |
| 最大契約金額 | 月385万円の実績 |
| その他 | 営業代行・事務代行・確定申告サポート・福利厚生・教育サポート |
拠点は東京・横浜・北海道・東北・中部・関西・神戸・京都・岡山・四国・広島・九州・北九州です。
最大の特徴:マージン率を公開している
ほとんどの会社は非公開
エージェントは、クライアントからの支払額の一部を手数料として受け取ります。この率を公開している会社は多くありません。私が比較した9社では、明示していたのはPE-BANKだけでした。
誤解のないように書いておくと、非公開=悪いという意味ではありません。手数料が見えなくても、最終的な提示額が高ければ手取りは増えます。
それでも公開されている価値は大きい
同じ「月55万円」の提示でも、元の発注額がいくらだったかはまったく違います。手数料が見えると、「この案件はいくらで受注されて、いくら引かれているか」を自分で計算できます。
これは単価交渉のときに効きます。根拠のある数字を持っているかどうかで、話の進み方が変わるからです。
使うほど率が下がる仕組み
PE-BANKは利用回数を重ねるごとにマージン率が下がる設計です。長く使うほど手取りが増えるということになります。
逆に言えば、短期で乗り換える前提の人にはメリットが出にくい仕組みでもあります。ここは正直に書いておきます。
地方在住のコーダーには効く
全国13都市に拠点がある
常駐案件は今も首都圏に集中していますが、リモート可の案件が増えたことで、住む場所による差は以前より縮まりました。
それでも地元に拠点があるかどうかは、相談のしやすさで効いてきます。オンラインだけのやり取りが苦手な人にとっては、対面で話せる選択肢があるのは大きいです。
地方案件の相場は都市部と同じではない
注意点も書いておきます。地方の常駐案件は、首都圏と同じ単価水準になるとは限りません。リモートで首都圏の案件を受けたほうが高くなるケースもあります。
拠点があることを理由に地元案件だけに絞ると、かえって選択肢を狭めます。相場の考え方はコーダーの単価相場にまとめました。
登録して分かったこと
面談で聞かれたのは3点だけ
私は7社すべてで同じ経験をしました。聞かれたのは経歴・得意分野・週何日働けるかの3点です。技術テストはありませんでした。
「実力を試されるのでは」と身構える必要はありません。これまで何をやってきたかを説明できれば十分です。
門前払いはゼロだった
PE-BANKを含め、登録した7社すべてで断られた経験はありません。実務経験がある程度あれば、登録段階で弾かれることは基本的にないと考えていいです。
提示されたのは月50万円台
各社から提示された金額は、どこも月50万円台でした。1社だけなら「その会社の基準」ですが、複数社で同じ数字が出れば、それが市場価格だと判断できます。
私が「月50万円台は妥当だ」と判断できたのは、複数社で同じ質問をしたからです。単価は交渉より比較で決まります。
手数料の話を、具体的な数字で考える
「マージン率10〜15%」と言われてもピンと来ないと思うので、実際に計算してみます。
同じ手取りでも、元の金額は違う
| クライアント支払額 | マージン率 | 手元に入る額 |
|---|---|---|
| 60万円 | 10% | 54万円 |
| 60万円 | 20% | 48万円 |
| 65万円 | 20% | 52万円 |
| 70万円 | 25% | 52.5万円 |
この表で分かるのは、率が低いことより、元の発注額が大きいことのほうが効くという事実です。率25%でも元が70万円なら、率20%で元が65万円の場合より手取りは多くなります。
だから「率だけ」で選ばない
手数料が公開されている会社を選ぶ意味は、率が安いからではありません。自分がどの位置にいるかを計算できるようになるからです。
非公開の会社で月55万円を提示されたとき、それが元65万円なのか75万円なのかは分かりません。しかし一度でも開示のある会社で相場感を掴んでおくと、「この提示額は妥当か」を推測できるようになります。
私が単価の判断をできるようになったのも同じ理由
私は7社で同じ質問をしました。どこも月50万円台という数字が揃ったことで、初めて「これが自分の市場価格だ」と判断できました。数字は1つでは意味を持たず、並べて初めて基準になります。
私がメインで使っていない理由
正直に書きます。手数料が公開されていることは明確な長所ですが、私の場合、案件の入り口として決め手にならなかったというだけの話です。
私が継続しているのは、Web制作寄りの案件が多い会社です。PE-BANKの強みが最も効くのは、同じエージェントと長く付き合って、率を下げながら働く使い方です。短期で条件のいい案件を渡り歩くスタイルとは相性が違います。
登録自体は今も残しています。状況が変われば使う可能性があるからです。登録を残しておくこと自体にコストはかかりません。
他社とどう使い分けるか
| 目的 | 向いている会社 |
|---|---|
| 手数料を把握したい | PE-BANK(10〜15%を公開) |
| 案件が切れる不安を減らしたい | Midworks(報酬保障) |
| とにかく案件数を見たい | 案件数を公開している大手 |
どれか1社に絞る必要はありません。最低2社、できれば3社に登録して、同じ時期に提示額を並べるのが基本です。登録も相談も無料なので、比較しない理由がありません。
9社の比較はフリーランスコーダーにおすすめのエージェント、報酬保障で選ぶ場合はMidworksの評判にまとめています。
こんな人は、別の会社のほうが合う
アフィリエイト目的で良いことだけ並べても意味がないので、向かないケースを先に書きます。
1. 短期・単発で乗り換えたい人
利用回数で率が下がる設計なので、1〜2案件で離れる前提だとメリットが出ません。条件のいい案件を都度探すスタイルなら、案件数の多い会社のほうが向きます。
2. 完全在宅だけで探したい人
拠点を全国に持つ会社なので、地域に根ざした案件も扱います。フルリモート限定で絞りたいなら、リモート比率を公表している会社のほうが探しやすいです。
3. 案件数の多さを最重視する人
PE-BANKは公開案件数を公表していません。数を見て安心したいタイプなら、件数を明示している会社と併用してください。
4. 独立直後で、収入が切れるのが怖い人
この不安が最大の悩みなら、優先すべきは手数料の透明性より保障の有無です。案件が切れた期間の報酬保障を持つ会社を1社入れておくほうが効きます。
私自身、独立初期にいちばん怖かったのはスキル不足ではなく案件の空白期間でした。この観点はコーダーの年収が低い理由でも触れています。
面談前に用意しておくとよいもの
技術テストはありませんが、準備しておくと話が早く進みます。
- これまで作ったサイトのURL(公開できるものだけで構いません)
- 対応できる範囲(HTML/CSS、JavaScript、WordPressなど)
- 稼働できる日数と開始時期
- 常駐かリモートかの希望
特に最後の2つは必ず聞かれます。先に決めておくと、条件の合わない案件を紹介される回数が減ります。
登録から案件開始までの流れ
初めてエージェントを使う人向けに、実際の流れを書いておきます。会社によって細部は違いますが、大枠はどこも同じです。
1. 無料登録(数分)
氏名・連絡先・経験年数・希望条件などを入力します。この段階で審査に落ちることはほぼありません。
2. 面談(30分〜1時間)
担当者と話します。聞かれるのは経歴・得意分野・稼働日数の3点が中心です。ここで希望額を先に言わないのがコツで、「私のスキルだとどのくらいのレンジですか」と相手に先に言わせます。
3. 案件の紹介
条件に合う案件が提示されます。ここで金額・稼働日数・商流(何次請けか)を確認してください。「この案件は何次請けですか」は普通に聞ける質問です。
4. クライアントとの面談
技術テストではなく、業務内容のすり合わせが中心です。過度に身構える必要はありません。
5. 契約・稼働開始
契約条件と支払いサイト(報酬がいつ振り込まれるか)を必ず確認します。月末締め翌々月払いだと、稼働開始から入金まで2か月以上あくこともあります。独立直後はここが効きます。
よくある質問
Q. コーダーでも案件はありますか
実務経験があれば相談できます。ただしエージェント全般に言えることですが、HTML/CSSだけの案件は減っています。WordPress構築やJavaScriptまで対応できると案件の幅が変わります。判断材料はコーダーにWordPressは必要かにまとめました。
Q. 未経験でも登録できますか
実務経験が求められる案件が中心です。まずは経験を積める環境が必要になります。未経験からの進め方は30代・40代未経験からコーダーになるにはに書いています。
Q. 登録したら必ず案件を受けないといけませんか
そんなことはありません。提示額を聞くだけでも構いません。今すぐ案件を変える気がなくても、自分の市場価値が数字で分かるだけで判断材料になります。
Q. 手数料が低ければ手取りは増えますか
必ずしもそうとは限りません。手数料率より、元の発注額のほうが影響が大きいためです。率だけで比べず、最終的な提示額で判断してください。
Q. 確定申告のサポートはありますか
公式サイトでは、営業代行・事務代行・確定申告サポート・福利厚生・教育サポートが提供されているとされています。詳細は登録時に確認してください。
まとめ
- PE-BANKの最大の特徴はマージン率10〜15%の公開。他社はほぼ非公開
- 使うほど率が下がるため、長く付き合う人ほど有利
- 全国13都市に拠点があり、地方在住でも対面で相談できる
- 面談で聞かれるのは経歴・得意分野・稼働日数の3点。技術テストはない
- 私自身はメインでは使っていないが、登録は残している
大事なのは、1社で決めないことです。複数社の提示額を並べた瞬間に、自分の現在地が数字で見えます。
手数料を把握したうえで働きたい人は、まずPE-BANKで提示額を聞いてみてください。登録・相談は無料です。単価の上げ方はコーダーの単価の上げ方にまとめました。

